C-NET(9N)E-10 の内部

C-NET(9N)E シリーズには、 サポートするメディアの違いによってモデルがいくつかあるようです。 筆者が持っているのは、 10baseT の口 (RJ45) だけが出ている E-10 というモデルです。

フタを開ける

写真1: 上から

Picture of C-NET(9N)E-10

手前右側に見えているのが 10baseT ケーブルを差し込む RJ45 コネクタ。 その左側にはポートの状態 (link-up とか collision とか) を示す LED が 4 つ並んでいます。

9801 note に接続するための 110 pin コネクタは、 ちょうど反対側にあります。


写真2: フタを開けたところ

Top view with cover opened

フタを開けると、中はこのようになっていました。

この写真ではよく見えませんが、 内部にはプリント版が 2 枚入っており、 間がコネクタで接続されています。


内部の基盤の様子

写真3: 上側の基盤を表から

Top view of upper board

前の写真2でも見えていた基盤を取り出したところ。 この写真の上側に映っているのが 110 pinコネクタです。


写真4: 上側の基盤を裏から

Rear view of upper board

写真3の基盤を裏返したところ。 手前中央に横長に写っているのが MB86960A です。 右端に黒く縦長に見えているのは、 写真5の基盤と繋がるコネクタです。


写真5: トランシーバ部

Tranceiver board

こちらの基盤には、トランシーバを構成する部品が搭載されています。 おそらく、こちらのボードを入れ換えて、 C-NET(9N)E シリーズの製品バリエーションを作っているのだと思います。


筐体

写真6: 筐体を構成する部品

Casing

分解した筐体。 内部で、トランシーバー部分が独立していることに対応して、 筐体のパーツもトランシーバーの部分が独立しているようです。


警告

上記の記述および画像は、実際に分解作業を行なって作成しましたが、 筆者はパーソナルコンピュータや周辺機器の分解を推薦していません。

WARNING

Although the above texts and pictures are based on an actual disassembly process, the author is not recommending to disassemble personal computers and/or peripheral devices.