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モルフィー企画 USB-IO の遊び方

Morphy USB-IO とは何か

Morphy USB IOは、モルフィー企画が企画・販売する USB ターゲットデバイスです。とは言え、そのまますぐに使えるものではありません。完成品 (他に、組み立てキットもあります) を購入してもプリント基盤むきだしですし、それ単体では何ら役に立つ動作をしません。USB IO には、汎用的に使える TTL レベルの入出力ポートが 12 本用意されています。ここに、様々な「周辺機器」を繋いで、PC から制御するための、一種のインターフェース装置だと思えばいいでしょう。

この種の用途には、IBM-PC では、従来からパラレルポート (プリンタポート) が広く使われてきました。しかし、オペレーティングシステムが複雑になってくると、このような普通でないパラレルポートの使い方は、だんだんやりにくくなっています。また、この分野の先導的なメーカーが進める“レガシーフリー”政策により、PC からパラレルポートが無くなってしまう可能性も高まっています。実際、最新のノート PC の中には、パラレルポートを一切持たないものも増えています。

Morphy USB-IO は、パラレルポートに代わって、PC と様々な電子回路を手軽に接続する手段を提供します。

ここでは、筆者が USB-IO でどうやって遊んでいるのかを紹介します。

目次

USB-IOの入手方法について

2003年5月に、モルフィー企画は会社の清算手続きに入り、営業を停止しました。今後は、USB-IOを購入することはできません。