NEC PC98 (C バス) 用ボード

C バス用のボードとしては、fe ドライバは、 以下のようなものに対応しています。 (詳細についてはこちらのリストを参照してください。)

ここでは、本来の C バスボードの他に、 PC98 NOTE の外部 110 ピンコネクタに接続するタイプのアダプタなども含めています。

アライドテレシス RE1000 シリーズと ME1500

アライドテレシス RE1000 シリーズは、 fe ドライバが最初にサポートした C バス用ボードです。 詳しく言うと RE1000 と RE1000 Plus という 2 つの系列があり、 ハード的に若干違うのですが、両方とも fe で対応しています。

最近 (98 年後半) 秋葉原あたりで、 RE1000 Plus の「新品未使用品」が 「格安在庫処分価格」で売られているのをよく見るような気がするのですが、 これは何を意味するのでしょうか。

ME1500 というのは、ノート用。 写真を見るとわかるのですが、 独特な形をしています。

コンテック C-NET(98)P2 シリーズと C-NET(9N)E シリーズ

コンテックでは単に C-NET(98)P シリーズと呼んでいるようですが、 C-NET(98)P-xxx という型番のボードと C-NET(98)P2-xxx という型番のボードは、 全く異なったハードウェアになっています。 区別の都合上、ここでは、C-NET(98)P2-xxx という型番のものを総称して C-NET(98)P2 シリーズと呼んでいます。 C-NET(98)P2 シリーズは fe が対応しています。 C-NET(98)P シリーズは、FreeBSD(98) では fe ではなく ed が対応しています。

コンテックには、98 ノート用のアダプタである C-NET(9N)E シリーズ (110 ピンコネクタに取りつけるタイプ) や C-NET(9N)C シリーズ (メモリカードスロットに取りつけるタイプ) もあります。 これらも fe ドライバで対応しています。

UB ネットワーク Access/PC N98C シリーズ

UB ネットワーク (旧称アンガマンバスジャパン) の Access/PC N98 には、 製品番号が異なりソフト的にも互換のない複数のモデルがあるようです。 FreeBSD 3.1 以降の fe では、PC85152 というモデルに対応しています。 また、このボードのノート版と思われる Access/NOTE N98 のモデル PC86132 というアダプタにも対応しています。

TDK/LANX のボード

TDK/LANX の LAC-98 シリーズは C バス用のボードで、 モデルが何種類か存在するようです。 筆者が把握しているモデルは以下の通りです。

fe は FreeBSD 3.1 で、 TDK/LANX の LAC-98 シリーズに対応しました。 ただし、十分な動作報告が集まっておらず、仕上がりに不安があります。 このボードをお持ちの方は、ぜひ試して、結果を教えてください。

ロジテック LAN-98TP シリーズ

このボードは、 ロジテックの WWW サイトに、 「コンテック社の C-NET(98)P2 シリーズと互換である」 と記述されているので、 C-NET(98)P2 としてプルーブされ正常に動作するのではないかと推定しています。

どなたか、このボードをお持ちの方、 テストして結果を教えてください。

なお、類似の名前のボードで、ロジテックの LAN-98T というボードもあるそうです。 そちらは、ed ドライバで動作するようです。